融資金を繰り上げ返済するメリットとは

融資金を繰り上げ返済するメリットとはどのようなもの?

融資を受けたお金は、必ず返済しなければいけません。毎回、決められた通りに支払うことが理想ですが、当初予定していたよりも利益が出たとしたら、借りたお金を早めに返済してしまいたいと思うこともありますよね。そのように、予定よりも早く借りたお金を返済することを、繰り上げ返済というのは、皆さんご存じだと思います。その繰り上げ返済なのですが、どのような利点があるのでしょうか。

一番は、支払うべき利息が減るということです。そのため、資金に余裕があるときは繰り上げ返済をすると、有利になります。繰り上げ返済には、月々の返済額は変えることなく借り入れ期間を短くする方法と、借り入れ期間は変えることなく月々の返済額を減らす方法とがあります。今後の会社の状況などを考慮に入れて、合っていると思うやり方で返済するようにしましょう。

しかし、繰り上げ返済には、メリットだけではなく気をつけなければならない点もあります。それは、繰り上げ返済をした分、手持ちの資金が減ってしまうということです。事業には、順調な時もあれば、そうでない時期もあるものです。そうなったときも、経営に困らないくらいの利益があるのであれば、繰り上げ返済をしても良いでしょう。しかし、それに心配があるのであれば、無理に繰り上げ返済をしたことによって経営が圧迫される可能性もあります。

また、金融機関からの企業に対する印象の面で、繰り上げ返済をためらう場合もあります。それは、金融機関としては、長く借りてもらった方が利息をより多く受け取れるからです。金融機関からの印象は、また次に融資を受けるときに影響するので、心配になりますよね。

しかし、期間が長くなれば、企業の経営状態によっては融資したお金が回収できなくなる可能性も否定できません。そのため、融資したお金をきちんと回収するという意味では安心感を与えることになりますので、そのあたりは心配しなくても良いでしょう。

それよりは、繰り上げ返済を行ったことによって将来的に資金不足にならないことを考える方が大切です。企業の資金として融資を受けた場合、その返済がきちんとできるかどうかは企業の業績にかかっていることになります。そのため、今の状態だけを考えるのではなく、将来的に業績に変化があったとしても、返済ができるという見通しがある場合は、繰り上げ返済をすることによって有利になります。

繰り上げ返済を考える場合、そのメリットが十分生かせるよう、先のことまで考えたうえで繰り上げ返済をするかどうかを決めましょう。